ヴェルタニアクロニクルを振り返る・その1 キャラクター編

アリアンロッドRPGを使用し、戦乱の世が続くヴェルタ*1というオリジナルワールドを舞台にしたキャンペーンが、ついに最終回を迎えたよ。
4年間、約100回に渡るキャンペーンプレイに参加したのはさすがに初めて。GMもやったし、PLもやった。おそらくは質量共に人生最大のキャンペーンプレイになる予感。
最終回のレポートはきっと天さん(id:tentana)が面白カッコよく書いてくれるハズなので、俺は俺の視点からキャンペーンを振り返ってみることにする。いや、最終回の事も書くけど。
とりあえず使用PCと、GMの時に出したNPCと出した場所とか。長いので畳むよ。

使用PC

  • シャロンヴェルタニア初参加時のキャラ第4話『神の器』に登場。都市国家ロンバードの傭兵部隊に所属するネヴァーフの女サムライ。無口系クールキャラだったがサムライ分はフランツ、無口分はカエデに持って行かれ、1話限りの出番だったという
  • メリー・ルー:第6話『アトラ陥落』に登場。ハーフフィルボルの女怪盗。その正体は都市国家アトラの侍祭、メリル・サースティ。アトラ陥落の際、ロンバードへ脱出しファルゼン連合*2に所属。バランスを取るためにメインクラスがシーフではなくアコライトだったため、後にアリシアとキャラかぶりの上競合に負け、これまた1話限りの出番だったという
  • リチャード・マースティン:第9話『ラプソディ・イン・ウィンド』で初登場。ロンバードの老舗商店「マースティン商会」の若き当主にしてアコライト。後にロンバードのディヴォン*3駐在文官となりNPC
  • カエデ:第11話『チルドレン・オブ・ウィンド』で初登場。以降、最終回まで付き合うメインキャラの1人に。邪悪なニンジャの里で秘密裏に研究されていた究極の人造クノイチであったが、ロンバードによる里の壊滅作戦時に保護され、以来ロンバードに仕えるニンジャとなる。針と呪符による火炎忍法が得意。絵が壊滅的に下手で、斥候などの結果を図示しても誰にも理解できない。中村やにお先生(id:yanio)の強い提案でロリ巨乳となった。最終クラスはウィザード/アルケミスト
  • フランツ:第17話『焔の鞘』にて初登場。これまた最終回まで付き合うメインキャラの1人。ヴェルタニア最後のカタナ使いにしてディヴォンの国家騎士団、黄金騎士団アウルムの団長。初登場時は鉄騎兵団フェルム*4の一団員だったが、色々あって騎士団長。その後の神々との戦いでは神側について刀仕立ての魔剣アバドンを振り回し最終回まで人間側のPCを大いに苦しめ、更に色々あって最終的にはディヴォン国王になったりした。コンセプトは豪傑+美形+バカ+反撃スキル+行動値に頼らない機動力の確保。外伝として“ディヴォン仮面*5”シリーズがあるとかないとか。最終クラスはウォーロード/サムライ
  • アリシア・マースティン:第18話『幸福の定義』にて初登場。前述のリチャードの母にしてエルダナーンの神官。17歳です。キャンペーン後半はモテクラスたるプリーストとなって活躍。最後は神の勢力についてNPC化した

出したNPC

  • ソフィア・バレンタイン:第13話『$GREED #1』に初登場したロンバードの大神官にしてファルゼン連合神官長。外見は「旧版ルールブック表紙左上の眼鏡エルダナーン」とGMが主張。つまり俺が主張。夜の顔は非公式かつ国家半公認の大賭博場*6の主。最終回では貯まりに貯まった上がりを都市国家連合再建のために放出した
  • バスク・レプリア:第14話『湖の秘密』などに登場。レプル湖畔に眠る古代遺跡にして神具級超技術浮遊要塞・アンヴァールを守護するエルダナーン一族の長。adiくんのPC、シャンティの父親。名前が悪かったのかゴーグルして毒ガスを撒くとか言われたりした。当然そんなことはしないw
  • “黒の”ラクト・ブーン:第14話『湖の秘密』に登場。サルバドル宰相クリムト・アレクシスの私兵集団『カラーズ』の一員。一見するとフード付きローブを身にまとったメイジだが、白兵攻撃を仕掛けると剣を抜いて《ストライクバック》を仕掛けてきたりする
  • “傀儡舞い”エルマ・エルゼーン:第14話『湖の秘密』に初登場。サルバドルの“魔槍兵団(ブリューナク)*7”に所属するエルダナーンのゴーレム使い。バスクやシャンティとは同族であったが、禁忌の技術に手を染め追放。以来、一族に恨みを持ちアンヴァールを破壊しようとしていた
  • ルビーゴーレム、サファイアゴーレム:エルマに付き従うゴーレム。挟撃や機会攻撃など、どこかで見たようなオリジナルスキルを持っていた。元ネタはガチャフォースのルビーナイト、サファイアナイト。こいつらの持つメカ分がアーレン・ブリッツに引き継がれ拡大していった
  • エドワード・マースティン:ギルドスキル《派遣販売》の演出用キャラとして登場させたマースティン商会の前当主。リチャードの父、アリシアの夫。数年前。趣味と実益を兼ねた行商に出て以来行方不明。ひょんなことから次元の狭間を往来可能な特殊体質になってしまい、あらゆる次元、あらゆる場所に登場する世界最強の商人となってしまった
  • “鈍色の”ハイドラ:第28話『ダンジョン・ストライク』に登場。カラーズの一員。小型の飛翔魔導兵器*8を操り、アンヴァールに侵入した女戦士
  • 象牙色の小箱”ジャック・イン・ザ・ボックス:ハイドラと一緒に登場したカラーズの一員で、フィルボルのトラップ使い。自身の体の中にも無数のトラップを仕込んでいた
  • “緑の騎士”レスター:第32話『フィンジアス条約』にて初登場。カラーズの一員。碧緑のプレートメイルを身につけた巨漢で、戦斧と盾を手に機械竜に跨り、戦場を縦横無尽に駆け巡る騎士。だが真に恐ろしいのは《緑の瞳》と呼ばれる瞳術であった*9
  • “黄衣の魔術師”ラヴィニア:カラーズの一員。くすんだ黄色に染め上げられたぼろぼろのローブに身をくるみ、顔には表情のない仮面をつけている少女。全身に刻まれた禍々しい紋様の入れ墨はその一つ一つが邪神や魔族のシンボルであり、普通の人間であれば側に立つだけで絶命する。*10レスターは彼女の影響を一切受けなかったため、彼と常に行動を共にしていた
  • “装甲騎兵”アーレン・ブリッツ:第51話『ゼフィル平原の戦い』にて初登場。病魔に冒された身体を捨て、錬金術による全身機械の身体を手に入れた魔騎士。コンセプトは金剛機+AT。騎馬兵を凌駕する速度で戦場を駆け回り、破壊と殺戮を撒き散らす。ローラーダッシュやらアイアンクロウやらパイルバンカーやらフライングフォートレスと合体やら、GMの趣味120%が詰まった敵キャラだった
  • リディア・カールトン:若くしてアーレン・ブリッツの主任整備士を務める、ヴァンスター帝国の技術士官。アーレン・ブリッツの実の娘であることは本人も知らない
  • バルザック:ファルゼン連合の武将。守りの戦や撤退戦が得意な、地味ながら堅実な戦いぶりをするという人。保守的で、妖魔とかをホイホイ仲間にするロアン*11を快く思わなかったりしたけど、あまりストーリーには絡ませられなかった。ちと残念

出した場所

  • アンヴァール:ファルゼン連合本拠地にして最終回決戦場所。幻想水滸伝の本拠地みたいな場所が欲しくて出した。外観は湖の畔にある古城だが、地下部分を中心に古代のよく分からない超技術が使われていたりする。自分で出しておいて自分で陥落させたりしたw
  • 海魔の庭:ディヴォン近海の一部海域。海棲モンスターの巣窟という海の難所であったが、ディヴォンの海運業者しか知らない安全な航路があった。だがサルバドルとの開戦後はサルバドル魔導船が徘徊し、使用不可能となっていた。ディヴォン海軍とファルゼン連合が協力し掃討作戦が行われた
  • ゼフィル平原:ロンバードのサルバドル国境付近から中央部に大きく広がる平原地帯。サルバドル軍やヴァンスター軍によるファルゼン連合攻略戦の主戦場となり、幾度となく激戦が繰り広げられた


*1:一応、エリンディルやアルディオンとは同じ世界にある

*2:都市国家連合。物語前半の主役勢力

*3:かつてヴェルタニアを統一していた国家。現在でも一応最大勢力

*4:アウルムの前身

*5:麻袋に眼の穴を空けただけの覆面を被って変装した気になっている。国王になった後はただの暴れん坊将軍

*6:PCの所持金をガチで賭ける

*7:サルバドルと同盟関係にあるヴァンスター帝国から出張してきている軍団。ヴェルタニア最強の戦闘集団である

*8:要するにファンネル

*9:1ラウンドに1回使用可能で、精神の対決に勝つとパッシブ以外のあらゆるタイミングの行動を打ち消せるというスキル。我ながらヒドイ

*10:PCはダイスペナルティや全てのバッドステータスやHPダメージを受けたりする

*11:ファルゼン連合盟主の少年。天さんのPCでキャンペーン全体に置けるPC1的存在