北海道へ行った・3

上野19:03発・北斗星3号

ちょっと早い時間から13番線ホームで待機。
そういや尾久車両基地から入ってくるんだっけ、北斗星は。下田端踏切で北斗星を含めて上野へ出て行く寝台特急をよく見るけど、ウチの近くを通ってきた電車に改めて乗るってのは、何だかおかしな気分だなぁ。
そうこうしているとアナウンス。出発時刻のだいたい10分前、ホームに北斗星が推進回送で入ってくる。
このホームは頭端式と言って袋小路状になっているので機関車の付け替えができない。どういうことかと言うと、いざ出発の際に客車を引っ張る機関車が先頭にいるためには、機関車が最後尾・客車が先頭の状態でホームに入ってこなくてはならないのだ。
そこで推進運転による回送――推進回送という手法が取られる――まあ要するに車両基地からホームまでバックで運転して入ってくるのだ。先頭の客車側にも一応乗務員が乗り、予備のブレーキやら無線やら汽笛の設備が施されているけれど、速度に制限もある(だから踏切通過時にすごくゆっくりなのだ)し、実際は機関車側の乗務員がバッチリ運転を決められるらしい。
とにかく後ろ向きにホームに入ってくるのだ、北斗星は。何か細かく知りたい人はググるといい。


札幌駅へ向け出発

部屋に入って荷物を置いて、機関車側の写真を撮りに行ったり自販機でお茶などを買ったりで一旦外へ。戻った頃にちょうど発車。危うくいきなり北海道旅行が終了するところだったw
列車は都内、埼玉県内を抜けてどんどん北へ。窓の外の明かりも段々と寂しくなっていく。
というわけで腹ごしらえ。買って置いたカツサンドとハンバーグサンドをもしゃもしゃ食べる。
うん。ソースの味って男の子だよな。


小道具

今回の旅行で役に立った、であろうアイテム。
これ。

[ちょこっとオアシス TOPページ]
http://www.mikuni.co.jp/oasis/index.html

電源不要の小型加湿器である。自然気化式なので霧や蒸気は出ない。以前からJGCとかに持っていこうと思いつつ買い忘れていたものを今回やっと購入して使用してみた。もちろん、北斗星の個室でも使用。
使用感は……きっちり湿度を測ったわけではないし、ホテルでは電気式の加湿器を借りて併用していたので、実際のところどうなったのかはわからないw
ただまぁ、下のレビュー記事ではきっちり数字が出ているので、効果はあるんじゃないだろうか。水を注ぐだけでいい・軽くて小さいので持ち運びにも向いているという点は素晴らしいしね。

[ミクニ「ちょこっとオアシス」]
http://kaden.watch.impress.co.jp/cda/column/2007/09/05/1246.html

持ち運びを考慮しないなら同じ会社から出ている『ミスティガーデン*1』の方がいいだろうね。