鬼隠し編について

●オープニング
▼圭一による、レナ、魅音の殺害シーンではないか。


雛見沢村連続怪死事件(1979年〜1983年)
1.ダム現場のバラバラ殺人
2.ダム推進派夫婦の転落事故
3.古手神社の神主が病死、妻は行方不明
4.主婦殺害事件
5.富竹ジロウの死、鷹野の行方不明
6.圭一、レナ、魅音の死


んー。1-4に関しては情報が足りない。まぁ、5,6に関しても足りているわけでは無いが……。色々と隠匿されていそう。


▼1は偶発……というか普通の殺人事件
 ・一人が死に、一人が行方不明という「祟りのルール」に即している。行方不明の主犯格だが、既に殺されている可能性がある。例えば他の実行犯に……とか?
 ・祟りのルール自体が出来たのはもっと前?


▼2は1が祟りの仕業であるという噂を利用したダム反対派による、見せしめの為の犯行?
 ・本当に事故だった可能性もある。
 ・ダム反対派以外の犯行の可能性だってある。
 ・綿流しの祭を避けて夫婦が旅行していたのは、危険を感じていたのかもしれない。ただ、あの村から逃げ切れるものでも無いだろうが。
 ・奥さんの方が上がらないのは、まぁ偶然でもいいし、実行犯の手によるものでもいい。どちらにせよ結果的に「祟りのルール」が適用できた。
 ・もちろん、最初から「祟りのルール」を適用するつもりの殺人だったかもしれない。
 ・事故として片づけられているということは、事件に関係しない人物による目撃は無かったということになる。


▼3も2と同様。
 ・神主が病気だったのは本当かもしれない。ただ、それが死に至るまでのものだったのかどうか?
 ・これが祟りとするための殺人であるとして。今までの流れからいけば、ダムがらみで誘致派寄りの人間が選ばれるのは想像にかたくはない。
 ・反対派からしてみれば、曖昧な立場を取っていた神主も誘致派とさして変わらない。
 ・オヤシロさまを奉る神主までが、ともなれば祟りの効果としては大。で、かねてから村人から不満が出ていた神主に白羽の矢が立った。
 ・神主の奥さんの遺書は本人が自発的に書いたか、書かせられたか。本人が書いたかどうかすら怪しい。
 ・鬼ヶ淵に身を投げたように見える状況が必要なだけで、じっさいに沈める必要すらない。
 ・鬼ヶ淵がいかに底無しとは言え、万が一発見されてしまう可能性がある。他殺であるなら、死因を調べられるとまずい始末の仕方だったかもしれない。
 ・ただ、警察は一度調べた所はもう調べないだろう。捜索後、改めて鬼ヶ淵に捨てている可能性は捨てきれない。


▼4はちょっと分からないなぁ。
 ・被害者が殺された理由、逮捕された実行犯が本当の実行犯かを判断する情報が足りない気がする。
 ・一連の事件に関連づけたいなら「祟りのルール」を適用する必要があるので、ヤク中の犯行というのは考えづらくもある。
 ・まず、この年に祟りを起こす必要があったのか? 違う言い方をすれば、まだ始末しなくてはならない人間はいるののか?
 ・ガイシャは転落事故死の血縁だそうだが、この主婦が反対派だったか推進派だったかは良く分からない。
 ・たとえ反対派だったとしても、血縁が推進派で、しかも「祟りで死んだことになっている」のであれば、彼女が村に居づらいという理由はわかる。だが、犠牲者として選ばれる理由がわからない。
 ・まぁ、推進派の血縁であった、というのも理由と言えば理由になる。何せ祟りの演出なのだから。
 ・だがその場合、犯人とされた人物は何なのか。祟りの演出なら、犯人がいる必要は無いのに。
 ・捜査が及ばないように、とりあえずの逮捕者を出すためにジャンキーを犯人に仕立て上げたというセンも考えられるが、そんなことをする必要があるのかどうか?
 ・本当にジャンキーの犯行だった可能性。この事件だけ、連続事件に組み込まれてしまった?
 ・奇しくも綿流しの日に起きた犯行。被害者は過去の犠牲者の血縁。祟りと言ってしまえば、そう思えないこともない。
 ・セットになる行方不明者。これは悟史か? ただ、彼については転校という表現があり、今ひとつ……まぁ、連絡が絶たれている存在という感じではある。悟史であれば誘致派の関係者なので、鬼隠しの対象としては申し分無い。
 ・ただ、レナの言っている転校というのは文字通り、ただの転校な気もする。
 ・ただ、転校していったという情報は、誰までが知っているのか分からない。


▼5。祟りのアピールであるにしろ、この二人を犠牲者にする理由が見えてこない。
 ・そもそも今年も祟りを起こし、鬼隠しを行う必要があったのか?
 ・祟りのアピールそのものが目的だとしてもなぁ……富竹さんが今回の滞在の際に村(ダム反対派)に対して不利益になるような事をしてしまったか?
 ・あれ、そもそも被害者が富竹さんだと断定出来る情報が無かったような気がする。見落とした?
 ・結局、鬼隠し編だけではわからない気がする。


▼6。正直なところ、精神的にテンパっちゃった主人公がやっちゃった+自殺というような気が……。
 ・5で今年の祟りアピールは終わっているので、5の犯人あるいは犯人たちにとっては慮外の出来事と思われる。
 ・レナと魅音に殺意があるなら、最後に圭一を介抱している際に殺してしまえば済むこと。ダム予定地から運ぶ必要すらない。「注射器」で何かしらの薬物を投与したいとすれば尚更。
 ・ダムで圭一を襲った(と圭一は思っている)連中については後で。


●レナや魅音のアレ
 ・演出としてああしているだけで、圭一の被害妄想というかそんな気も
 ・レナに関しては感情の爆発、態度の硬化(「嘘だッ」以降)が認められるけど……。言ってること自体はそんなにヘンじゃない。


●主要登場人物の年齢
 ・わからん。


●富竹さん
▼正体不明
 ・少なくとも「富竹ジロウ」という名の人物は、警察が生活圏と目する範囲には存在していない
▼ここ最近毎年雛見沢に来ていた理由は?
 ・写真を撮りに来ていた他に何か理由がある→何かを調べに来ていた?/女がらみ(鷹野さん)?
▼大石が圭一に見せた写真。
 ・圭一がすぐに富竹と判断できなかったのは何故?
 ・いつ撮った写真? 胸に寄せ書きってのは写ってたっけ……。
 ・そもそも誰が写っている写真なのか。
 ・死体を写したものなら、「眠そうな表情」は無いだろう。少なくとも首の傷は隠せないので、先にそちらに目が行ってもよさそうなものだ。
 ・そもそも身元が分からない人物の写真をどうやって用意したのか?
▼折りたたみ自転車
 ・一応この年代に無いわけでは無いけど、結構珍しい代物だろう。まぁこれは余談。
 ・死体発見現場から300mも離れた位置で発見されたのは何故か。乗り捨てた後に300m移動したのか、誰かが移動させたのか。わからん。
 ・何かから逃げていたのであれば、乗り捨てないだろう。自転車では走れないような地形でも無いだろうし。
 ・でも、逃げるのであれば角材を持つだろうか?
 ・自転車に異常は無かったとする。異常があったならそういう情報が言及されただろう。
 ・誰かが富竹が死んだ場所から動かしたとするなら、理由がわからない。
 ・自転車の登録(持ち主は誰なのか?)については不明。富竹のものということにはなっているけど、富竹という存在自体が曖昧なのでなぁ。
▼死に様
 ・そもそも自殺なのか、他殺なのか。
 ・自殺である場合、何がああも凄絶な死に様を選ばねばならなかったか?
 ・死因が自分で喉をかき破った出血性ショック死。
 ・喉にひっかき傷があって、本人の手の爪は一部はがれ、一部には首の皮、肉片が詰まっていた。だが、それが死因に直接はつながらない。
 ・たとえば頸動脈が傷つけられた結果ということでも、あの傷の状態だと何によって頸動脈が傷つけられたのかわからない。
 ・アザについてはよくわからん。死亡推定時刻は出ていても、アザがついたのが何時頃かわからん。
 ・おそらく数名から拳で殴られた、らしいが……富竹自体は乱闘したわけでは無さそうだ。
 ・首の傷は何なのか。失血死とは言っているけれど、何が直接の原因なのかって言及無いような。
 ・他の傷を隠すために誰かが(おそらく犯人が)富竹さんの手を使ってつけたか、もしくは傷自体は他の要因でついたもので、誰かが(おそらく犯人が)富竹さんの手を使って「自分で傷つけたように見せかけた」か。


●鷹野さん
▼目が怖かった(レナや魅音のアレと同じ)時があった気がする。
 ・気のせい?
 ・気のせいだろう。
 ・圭一たちと別れた後の足取りがわからない。富竹と一緒にいたとは限らない。


●沙都子と梨花
 ・鬼隠し編では事件に関わっていない……ような。
 ・梨花は得体が知れない感じがする。


魅音
▼圭一と大石が会っていた事を知っているのは?
 ・田舎ってのは壁に耳あり障子に目あり。そして話が伝わるのが早いというものなので、別に不思議には思わない。村の誰かが目撃して、噂になって、魅音の耳に入ったというだけではないか。
▼おはぎに針
 ・何か仕掛けをしたのは確かだが、針だという決定打は無い。ちなみに針も見つかってない。
 ・針でない他の何かだとしたら?
▼大石に恨み?
 ・「あの時殺しておけば〜」あの時って?
 ・圭一の精神状態をおかしくしたのは大石だと断定しているような。
▼「富竹と同じ目に」
 ・富竹が魅音たちに合わされた目というのは寄せ書き。なのでアレは服にイタズラ書きをしようとしただけ。
 ・注射器というのはまぁ、サインペンか何かだろう。何か注射したいなら目を覚まさないうちにやるだろうし。
 ・注射器は魅音が持っていたので、注射したかったけど先に圭一が起きてしまった、というのも考えられはするのだが。


●レナ
▼何故あんなにオヤシロ様を恐れているのか?
 ・雛見沢出身者だから?
 ・あまり信じていない魅音との温度差。 
▼過去に「三人の生徒」と何があった?
 ・レイプされかかったか、された、あたりかなぁ。
 ・もちろん違う可能性もある。
 ・三人の生徒が、レナとの間に何があったのかを語らない理由は?
 ・レナが豹変していたから? 豹変していたレナについて話しても、信じて貰えそうにないから?
▼ガラスを割ったのは?
 ・わからん。自分を異常者とするための演出?/医者にオヤシロ様の存在を主張したのもそれ、とか?
▼性格が豹変するのは?
 ・嘘が嫌いなだけ……とかじゃないよなぁ。わからん。
▼圭一と大石の電話をずっと聞いていた?
 ・聞いていたには聞いていたかもしれないが、そんなに長い時間いたとは思えない。
▼圭一の買ったラーメンの種類を知っている理由
 ・その場で見てただけじゃないのかなぁ。
▼ラスト近くの斧
 ・本人の言うとおり、宝探しに行こうとしていただけじゃないのかなぁ。
 ・圭一に近寄る時に頭上にかざすのは、よくわからん。
▼レナと礼奈
 ・大石がレナと言っているのは何でだろう。


●圭一
 ・おかしくなったのは大石と話をしてから、か?
 ・ラーメンを買う回想で何を見たのか。ていうか回想で「その時見ていなかったもの」を思い出せるはずも無いので……。何だろう。妄想か?
 ・バット持ってうろうろする圭一は、周囲から奇行を取り始めたと見られてもおかしくない。
 ・白いバンに轢かれそうになった→轢き殺す相手にクラクションを鳴らすのはおかしい。よって妄想。
 ・斧持ったレナから逃げた先のダムで、圭一を襲った二人組は何者だろう。
 →圭一の妄想で、そんなものはいなかった。
 →圭一を心配して探しに来た村の大人。
 →圭一を保護しに来た病院の人。
 ・レナと魅音を撲殺した後、前原家にかけつけたのは?
 →レナが呼んだ医者とスタッフ。
 ・死ぬ間際の電話で、大石が圭一に「今、喉をかきむしってるんじゃないですか?」みたいなセリフがあったけど、これは富竹の死に様を連想したということだろうか。だとしたら何故連想したのか?
▼遺書について


私、前原圭一は命を狙われています
なぜ、誰に、命を狙われているのかはわかりません。
ただひとつ判る事は、オヤシロさまの祟りと関係があるということです。
レナと魅音は犯人の一味。
他にも大人が4〜5人以上。白いワゴン車を所有。
バラバラ殺人の被害者をもう一度よく調べてください。生きています。
富竹さんの死は未知の薬物によるもの。
証拠の注射器はこれです。
どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。
これをあなたが読んだなら、その時、私は死んでいるでしょう。
…死体があるか、ないかの違いはあるでしょうが。
これを読んだあなた。どうか真相を暴いてください。それだけが私の望みです。

前原圭一

 斜体の部分が切り取られたところ。三行に渡っている。


 ・遺書を発見できるのは両親と、大石?
 ・部分的に切り取って、注射器(サインペン?)を隠したのは誰で、何故なのか?
 ・まず切り取った部分について。この三行の全てが都合が悪いことだったか、一行目、三行目だけ都合が悪いことだったのか、どちらだろう。二行目だけがマズいなら、二行目だけ切り取ればすむ。二行目は一行目、三行目を切り取る際に一緒に切られてしまった(切らざるを得なかった)のかもしれない。
 ・一行目の内容について。レナと魅音が監督を呼んだ、というのを聞いて書いたこと。調べられると都合が悪いのか? そして、生きているということがあり得るのか?
 →さすがに生きてはいないだろう。首が見つかっていないというのならギリギリ「首のない死体」トリックかとも思うが、見つかっていないのは右腕だけだしなぁ……。
 ・ここを都合が悪いから切り取るということは、バラバラ殺人があったということを知っている人間ということになる。
 ・二行目。これは魅音が注射器を出した、と圭一が思っているから書かれた。ここを隠したいなら三行目も一緒に切り取り、注射器を隠すというのはわかる。でも一行目は切り取る必要があるのか?
 ・三行目。圭一は注射器を貼り付けたはずだが……。
 ・本当に注射器だった場合。本当に未知の薬物が入ってた? いくら何でもそれはなぁ……。
 ・もしこれが注射器では無かったら、圭一は明らかに頭がおかしくなっていたということになる。それを隠したいのは誰だろうか。
 ・針や注射器(サインペン?)は隠されたのに、何故、針がなかった?のメモが隠されてなかったのだろう。
 ・結局よくわからないな。


※何か思いついたら、また後で書くよ。