鉄人28号 第2話 「28号対27号」

家に帰ってビデオで鉄人の第2話を見る。
鉄人が兵器として開発されたというのは原作通り。
で、そこの部分を徹底的に見せたのがこの第2話。
「鉄人がただのヒーローロボットではない」という点を強調したわけだ。
今後、原作でも見られた“敵にリモコンを奪われ鉄人が悪事を働く”というエピソードが入ることによって「道具は人の意志によって事を為す(故に人は道具の扱いに心すべし)」という点にスポットがあたるのだろう。
今後とも楽しみだ。

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・重量感溢れる足音と共に、道路の向こう側に鉄人のシルエットが伸びていくシーン! 旧アニメのOP演出。Gロボでもやってたネ。
・28号はズイブン大きい感じがするなぁ。
・電波届きすぎです。
・『敷島重工!!』ハモるのは今川作品の基本ですな。
・26号軍団、カッコイイなぁ。
・やっと大塚所長がドジっ子に。
・うわぁああ、辰が。
・27号、微妙に表情があるのがいい。
・28号の目が赤く、ナッター。怒りに我を忘れておる! とかなんとか。
・27号vs28号そっちのけで煮えた解説をする敷島博士に萌え。
でも、あのシーンはいいシーンだ。
自分の師匠の作り出したもの、二度と見る事は無いだろうと思っていたものの素晴らしさを目の当たりにすると同時に、自分の作り出したもの、即ち自分の能力の限界を見せつけられる、という。
博士が28号の方を操縦してるように見えるのは、まぁ、その。

・28号、強いなぁ。
・リモコンキター。ていうか10年間気付かなかった敷島博士に萌え。呉センセイに勝るとも劣らないウッカリ加減。
・うお、竜作兄貴まで。退場早いなぁ。しかし物凄い戴宗っぷりだ。
・健二に「何だったんだー」とか言わせるの反則。ワザとやってるでしょカントク。
・正太郎くんがリモコン取ろうとして手を伸ばしてるのと、鉄人がそこへ手を伸ばしてるのは同じ動作。


全体的なことは昨日書いた通り。
今回の一件で、政府的にだけでなく世間的にも(意味合いに多少の差はあれ)「鉄人ヤバイ」となったわけで、今後どう「正太郎+鉄人28号」が世間的に認知されて行くのかが楽しみ。
一話の伏線は全部回収したし。
しかし第3話は『怪ロボット現る』か。怪ロボットってどれじゃろー。

OP、ED、CMを見る限り出てる他のロボットは
モンスター、ブラックオックス(不乱拳博士もいたね)、バッカス、人造人間モンスター、か。
ロボットじゃないけどブラック団はいたね。てことはギャロンも出るか。
鉄人に手刀で叩き割られる人型ロボットがわかんねー。あんなのいたっけ?
上で挙がってない人型であの大きさに該当しそうなのはVL-2号、サターン、ファイア二世、ファイア三世、ギルバート……。
どれも違うなぁ。
うおぉ、ワガンネ。
俺の持ってる単行本、不完全収録版だからなぁ。
って、そもそも連載分を完全に収録したものって、無いんじゃなかろうか。
光文社漫画文庫で出てたやつは、そろそろ絶版らしいし……。文庫化しておいて絶版ってのも、なぁ。