任天堂ブースレポート その3 「ゼルダ」最新作や異色作「Odama」などGCタイトルをチェック

http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050521/nin6.htm
「Odama」は随分前に発表されてたやつだけど、まだ出ないのかなぁ。


E3への出展は昨年に続いて2回目となる、「おだま」か「おおだま」かと読めそうなタイトル。ゲーム内容を一言でいうと、「戦国時代の合戦を舞台にした超巨大ピンボール」なので、おそらく「大玉」と読むのが正しいのだろう。

 ピンボールの台となるのは、戦国時代のとある戦場。上方が敵陣、下方が自陣。自陣の門となる位置には、ボールを弾くフリッパーが置かれており、L、Rボタンで左右のフリッパーを動かせる。ボールは巨大な大砲からズドン! と撃ち出される鉄球で、戦場にある建物などを破壊しながらゴロゴロと転がっていく。

 普通のピンボールは、とにかく長く打ってどれだけ得点を稼げるかを競うものだが、本作は逆に時間制限が設けられている。ゲームの目的は、自軍、すなわち画面下方にある自陣の軍隊を勝利させること。ゲームが始まると、敵味方の兵士がぞろぞろと進軍してぶつかり合うので、ボールをうまくコントロールして自軍をサポートする。

 具体的には、人の背丈の数倍はあるボールで敵兵を潰したり(味方も潰れる)、障害となる川の上流を破壊して流れを止めたり、敵軍の門にボールをぶつけて破壊したりする。ボールの動きは普通のピンボールと変わらないので、なかなか狙い通りにいかないのがもどかしいが、「戦は思い通りには運ばない」というべきか、これこそが本作の面白さの肝である。

 もうひとつのポイントとなるのが、コントローラに接続されたマイク。音声入力により、兵士に指示を出せる。たとえば「チャージ!」といえば、自軍の兵士が敵軍に突撃していく。また「アップ」や「レフト」などで自軍の位置を操作できる。このほかにも、「ファイア!」といえばボールが撃ち出されるなど、さまざまな音声コマンドが用意されている。プレイ中は戦国時代の将軍になったつもりで、なるべく声を張り上げてプレイするとより楽しい。

 ゲーム開始時には、「殿、出陣でございます!」と日本語で喋ったりする点など、どこまで本気なのかわからない、妙な和風テイストが実にユニーク。

あぁイカス!
音声入力ってのはちょっと以外だったが。