五反田の新しめのラーメン屋二軒

どっちもウェブでは「二郎インスパイア系」と書かれているので行ってみた。(どちらも平日昼)

さぶ郎

これを二郎風またはインスパイア系と言うのは無理がある……と思ったけど、何をもって二郎風・インスパイア系と言うのかの定義次第、なのかな。
個人的には味に二郎風・インスパイア系を求めて行くべきじゃないと思った。見た目と注文システムがそれっぽいかも、くらい。

豚とこむぎ

到着時に10名未満程度の行列。これくらいなら……と思ったけど回転が悪いので結局店に着いてから食べ終わるまで昼休みを丸々消費することに。ちなみに店側の速度は普通。
5/30まで小ラーメンが500円らしいのでそれにする。食券は券売機から郵便局の番号札みたいな紙がびろーんと出て来る。そこにトッピングも印字してあって、並び客を相手にしているスタッフさんが並んでるうちにトッピングを訊いてくれて、食券にチェックを入れていた。これはいい方法。
トッピングは野菜ニンニクアブラカラメ。タマネギというのがあったんだけどとりあえずスルー。カラメは迷ったけど野菜を増すので入れてみた。
以下雑感を箇条書きで。

  • どんぶりの下に受け皿があるのは嬉しい
  • 野菜の盛りはいい感じ。結構大きめのキャベツも入ってたけどモヤシメインなので好みは別れるかも
  • 野菜の上からカラメのタレがかかったのも嬉しい
  • え? アブラ入ってないんじゃない? ってくらいアブラが少ない。食券を見ながらやってるからオペミスってことはないと信じたいけど……どうなんだろ
  • どうもタレを入れる時点でアブラを入れるらしい。でも二郎みたいなカタマリのアブラが入るわけではないのでやっぱり微妙
  • 豚のションボリ感。表のカンバンの写真は塊の豚&2個入ってるのでそれっぽいのを期待してたのに、実際にはペラい豚1枚
  • オープン直後でケチることはないと信じたいので、これがデフォなんだろうなー
  • 店名が店名なんだから、もう少しここで頑張ってもバチは当たらないと思う
  • と思ってたらブレっぽい。なんじゃそりゃ。余計ションボリだ
  • スープを一口すする……印象の薄い味だなあ
  • 麺は二郎に似てるような似てないような、これまた可もなく不可もなし
  • 麺の量は「ま、こんなもんでしょ」程度。個人的な印象で言うと目黒の小と同じくらい?
  • ニンニクは一片が結構大きい刻みニンニク。これまた量が少なくてションボリ。昼だから良かったのかもしれないけど、なあ

悪くはないけど、全体的にこぢんまりとまとまった感じ。
ま、『さぶ郎』よりは“それっぽい”かもしれないけど、うーん。
インスパイア系はインスパイア系なんで別物なのは承知の上。ジャンクガレッジとか用心棒は「別物だけどこれはこれで」と思ったんだけど、二郎の劣化コピーみたいなのを出されると正直つらい。
味が好みの方に化けてくれればいいんだけどなー。間を空けてまた行ってみっか。