読了：疾走する思春期のパラベラム / 深見真、うなじ

疾走する思春期のパラベラム (ファミ通文庫)

そういやYGC以外の新刊は久しぶりなんだなあ。いやー、これもシリーズとしてどんどん出て行って欲しい。
で、読んだ。そして面白かった！　イラストも好みで満足満足。口絵とかもカッコイイし。
何というか、深見ファン向けのサービスが沢山入ってるというか。ただし、いわゆる深見汁は薄め。*1薄めというか、ページをめくるだけで溢れてくる感は無い。*2その代わり、行間にたっぷり詰まってる感じがある。言うなれば皮をむく前の果実に詰まった果汁。
まだどうなるかわかんないけど、ひょっとしたら“ジュブナイルAGC”って感じになるかもね。
細かい・真面目な感想はまた後で書く。とにかく読んで大満足。

とりあえず雰囲気が掴めるファミ通文庫の特集ページはこちら。
http://www.enterbrain.co.jp/fb/special/200609_01.html

*1:主人公の深見主人公(男)っぽさ：◎／腹筋：△／レズ：○／銃：△（実銃ではないので一応）／戦闘：○／猫大好き：△（小動物全般なら○）／映画ネタ：◎／イカれた敵：○

*2:っていうかそんなのAGCくらいか？