【WPC EXPO 2004】au design projectの小牟田氏、携帯のデザインについて語る

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/event/21059.html


同氏はまた、INFOBARなどと同じくスライド型端末としてコンセプトデザインが公開されていた「GRAPPA」に触れ、「これが革を使った初のデザインではないか」とした上で、量産を前提としたデザインという外装に革を使用した折りたたみ型「GRAPPA」の写真を公開。「量産を狙ったもので、今まで隠していた」とし、革の扱いなど、クリアしなければならない項目は多いながら、「いずれは狙っていきたい」と製品化に意欲を見せた。

質疑応答においては、au design projectでW21シリーズなど高機能な端末が発売されないのかとの問いに対して「考えているし、自信もある」(小牟田氏)との考えが明らかにされ、詳細は語られなかったものの、au design projectにおける新しいWIN端末の可能性が示された。
auがんばれ がんばれau



岩崎氏は、初めて携帯のデザインの依頼を受けた時を「当時私は、ねばってまだ携帯を使っていない人だった」と振り返り、「これほど身近にありながら、なぜ愛着を感じないのかなと思った」と語った。携帯電話デザインへの不満、愛着のわかない製品への回答がA1403Kであるとし、また「そういったところと向き合ったものが、これから各メーカーからも出てくるのではないか」と述べ、使いやすさとデザインを両立させた携帯電話への期待を述べた。また同氏は、デザインにおいて、「メーカーの常識と生活者の常識は違う。違う世界のデザインを見、双方の違いを澄んだ目で受け入れることが重要」と語り、携帯電話デザインにおいても他の製品デザインと同じく、生活者・ユーザーの視点に立つことが重要であるとした。他の製品と携帯電話との違いについては「携帯電話のデザインはプロセスが非常に速い」と驚きを隠さなかったほか、「そして、ビックリするくらい早く世の中からなくなる」として会場の笑いを誘った。
各社のDoCoMo担当者とかはどう思ってんだろうね。