ハウスやテクノがゲーム音楽に入り始めた記憶

細野さん(id:hhosono)が今度は「90年代前半以降のゲームとテクノ・ミュージックの相互影響について」ということを書くらしいので、自分も記憶を辿りつつ書いてみる。
ゲーム音楽は好きだけどさすがに全部聴いているわけではないし、音楽の用語とかジャンルとかもちゃんとした知識が無いのでアヤシイところも多々あるだろうけど、その辺はご容赦をってことで。

「サーカス(1977/エキシディ)」

いきなり90年代じゃないな。
YMOの「COMPUTER GAMES -THEME FROM THE CIRCUS-」がらみで一応。
ゲーム音楽史上、「ゲーム中に流れるBGM」というものを意識させた作品として外せない一本なのではなかろうか。
音楽が鳴る、というだけなら「ステープルチェイス(1975/ATARI)」が先。

ゼビウス(1982/ナムコ)」

ゲーム音楽史上外せないと言えばこれも。というわけでまだ90年代に入りません。
細野晴臣がこの作品の影響で国内初のゲームミュージックアルバム(当時はLPだ)「VIDEO GAME MUSIC(1984)」をプロデュースした。また、同じく細野晴臣プロデュースで“ポストモダンテクノミュージック”というコンセプト、キャッチコピーを持った「SUPER XEVIOUS(1984)」というアルバムもリリースされた。
ゼビウス」はゲーム音楽のみならず、コンピュータゲーム史上でも絶対に外せない作品なのだが、その辺は今回触れないでおく。

バルーンファイト(1985/任天堂)」

また90年代じゃないじゃん!
最近聴き直して「あ、これってテクノポップだったんだ」と再認識した一本。

グラディウス(1985/コナミ)」

はい、まだ90年代に入りません。
この作品のBGMが果たしてテクノか、と言われると困るのだが、後で「ベアナックル」に触れるので、古代祐三に影響を与えた作品ということで一応挙げておく。

ベア・ナックル 怒りの鉄拳(1991/セガ)」

いきなり年代が飛ぶ。ここに至るまでがすっぽり抜け落ちているなぁ。家のCDとかひっくり返して聴き直したり、あれこれ調べたりすればここまでの経緯も書けそうなもんだけど、記憶に残っている範囲でやるので仕方ない。
古代祐三*1ファルコムを退社してエインシャントを立ち上げた後、「アクトレイザー」に続いてサウンドを手がけた作品。
この前に「ミスティ・ブルー」でユーロビートを取り入れていた曲を作っていたと思うが、「ベア・ナックル」は全編がハウス(あるいはR&B、ソウル?)方面の雰囲気で統一されている。続編の「ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌(1993/セガ)」もハウス寄りだが、今のところシリーズ最終作となっている「ベアナックルIII(1994)」ではテクノ寄りにシフトしている。
おそらくこの作品を皮切りに、以降のゲーム音楽でハウスやテクノなどといったジャンルが取り入れられて行ったのではなかろうか。

「F/A(1992/ナムコ)」

ゲーセンでその曲を聴いて衝撃を受けた作品。以降、「リッジレーサー」などナムコテクノ系の流れが加速して行く。
曲としてはモロに「JAMES BROWN IS DEAD(L.A. Style )」とかアレ系。当時流行ってた(?)ジュリアナ系というかデステクノだが、程良くメロディアスに仕上がっている。

「ビューポイント(1992/サミー)」

ハウスというかアシッドジャズになるんだろうな、これは。
でもごく個人的にオススメなため、流れに入れておこう。

リッジレーサー(1993/ナムコ)」

ゲーム自体も当時話題を呼んだ作品。
たぶんここが「ゲーム音楽とテクノ」という山の最初の頂点なのではないか。

Wipeout(1996/シグノシス)」

BGM提供にはケミカルブラザーズやレフトフィールドとかがいたような。
この作品の大事なところは、デザイナーズリパブリックが手がけたビジュアル面までもがテクノしているということだと思う。
続編の「Wipeout XL(1996/シグノシス)」「WIP3OUT(2000/シグノシス)」では参加アーティストも増え、書き下ろし曲も提供されていた。

攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL(1997/ソニー・コンピュータエンタテインメント)」

PSで出たシューティング。参加アーティストがこれまた豪華。
サントラCDはゲームより売れたとか何とか。

beatmania(1997/コナミ)」

言わずと知れたアーケードでのヒット作。音ゲーというジャンルを確立した。
DJシミュレーションということで、それ系の曲がたんまり入っている。
ちなみに俺は3rdで挫折。
以降コナミからは「DANCE MANiA」シリーズとコラボレーションを果たした「Dance Dance Revolution」シリーズや「beatmania」の派生系の「ポップンミュージック」シリーズがリリースされ、音ゲーと言えばコナミという認識が高まっていった。


だいたいこんな感じかなぁ。
途中の抜け落ちやこれ以降はすぐに思い出せないか知らないか、分からない。
以下、個人的に挙げておきたいタイトル。

「オペレーションラグナロク(1994/NMK)」

CD出てねぇー。曲としてはF/Aと同系統、か?
作曲を担当された方は「バトルガレッガ」や「ケツイ」も担当してるらしい。

「ミスティックウォーリアーズ(1993/コナミ)」

ゲームの世界観にガッチリとマッチした和風テクノがたまらない。

「X-DAY(1994?/ナムコ)」

この頃のナムコはこんなんばっかだったなぁ。
いや、大好きだけどw

「テクノドライブ(1998/ナムコ)」

CD出てねぇー!! いや、イベントか何かで配布したとかいう話は聞いたことあるけど。

*1:古代祐三は「イース(1987/日本ファルコム)」シリーズ「ザ・スキーム(1988/ボーステック)」で有名だが、当時ゲーム音楽を手がけている人間の名前があれだけ前面に出ていたのは、他にすぎやまこういちくらいしかいなかったのではないだろうか

1月のMS IN ACTION!!

Amazonにやっと登録されたと思ったらもう在庫切れって何? MK-IIはまだ無いし。
別にAmazonで買うつもりじゃなかったからいいんだけど。

MS IN ACTION!! ブレイズザクファントム(レイ・ザ・バレル専用機)

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MS IN ACTION!! スラッシュザクファントム(イザーク・ジュール専用機)

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ほんとAmazonはよーわからん。

ITmedia Games:“妹系”を着せ替え「きせかえごっこ」3キャリア対応

http://www.itmedia.co.jp/games/articles/0501/12/news075.html


きせかえごっこは“妹系”キャラクターのための服を集め、自分好みにコーディネートすることが目的のゲーム。プレイヤーは「大富豪」「リバーシ」といったミニゲームを遊び、ポイントを貯めることで服や靴など1000種類以上のアイテムと交換できる。
ゲームでポイント増やすのか。かったるいな。

Xboxゲームレビュー ライトなノリと重厚なアクションのコントラストが冴え渡る! 極上のエンタメ系3Dメカアクション 「メタルウルフカオス」

http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050113/mwc.htm
早くXbox本体買って遊びたい(´・ω・`)

コーエー、PS2「真・三國無双4」 新描画エンジンによるスクリーンショットを多数公開

http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050113/muso.htm
画面が明るそうでいいなぁ。


今作では、描画エンジンに改良が加えられ、これまでで最も多数の敵兵を表示できるようになった。また遠景の描画も改善されており、遠くの兵士や戦闘の様子が見えるなど、戦場の臨場感が増している。
俺が唯一やったことのある無双シリーズは「戦国無双」。
アレはとにかく画面が暗くて重くて敵兵が画面内にワープしてきてと散々な感じだった。